2008年03月25日

カンニング中島の闘病記を読んで思ったこと5

盛岡の実家に帰省中、読んでみたいと思っていた、カンニング中島の奥さんが
書いた、闘病記を読んだ。(以前も紹介してました
ひとつひとつの文章が、完全にではないけれど、やはり白血病という大変な
病気を経験した自分の体験と重なっているところがあり、一気に読んでしまった。

本田美奈子.さんとのメッセージの交換があったことも印象的でしたが、
読後の感想として一番に思ったのは、

カンニング中島が、骨髄バンクからの骨髄提供を受ける予定でありながら、
3度もドナーの都合でキャンセルになり、そのために臍帯血移植に方針変更を
余儀なくされてしまった、という、厳しい現実があったこと。

もしかしたら、骨髄バンクのドナーからの骨髄提供があれば、治療はうまく
いったのではないか、再発することはなかったのではないか?という無念の気持ちを
奥さんが押し殺しているような気がしてならなかった。
(一般的な理解ですが、治療の強力度では、骨髄移植>臍帯血移植と言える)


骨髄バンクのドナーというのは、全身麻酔をするなどリスクを一方的に背負うわけで
その意味では、採取当日に「やっぱりやめた!」といってもだれも非難することの
できない、究極の善意のうえに成り立っているもの。

しかし、そのために、大きな負担、リスクをとって放射線、抗がん剤という前処置を
して準備を進めてきた患者の生死が左右されることがある、というのも見逃せないこと。


だからこそ、だからこそ、

先日紹介したような、骨髄バンクにおいて抹消血からの造血幹細胞採取ができるような
制度、ドナーも患者も、よりリスクを低減できるような、仕組みというのを、ぜひとも
これから構築してもらいたい!!と切に願います。
これは、厚生労働省の役人に言えばいいのか?

あわせて、骨髄移植とか、ドナーになるとは、とか、
より多くの人に、白血病をはじめとする血液の病気への理解や、
患者や患者の家族支援につながる制度や知識理解の普及が実現できるよう、
自分でもなんか、できることからしたいな、という思いを強くします。

家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記


  
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2008年03月23日

大谷貴子さんをモデルにした、テレビドラマ5

ドラマ:患者自ら動いた骨髄バンク設立 三十万人からの奇跡−−テレ東系、26日
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20080306dde012200022000c.html


白血病に関するメディアでの取り扱いは、
芸能人が白血病になり、そして亡くなったときなどに、悲劇の主人公として扱う、
というのが一般的と言っても差し支えないと思います。

でも、治療を経て生き延びて、そしていろんな苦労をしながらも、
生きるのに精一杯、という元患者がいることも事実。
その第一人者(?)とも言うべき、大谷貴子さん(全国骨髄バンク推進連絡協議会会長)
をモデルにしたドラマだそうで、「亡くなった方の悲劇」ではなく
「生きている姿」にスポットを当てているという点で、今から見るのが楽しみです。

私自身、こうやってブログを続けているのは、
「医療のおかげ、運のおかげで生き延びることもできるし、こうやって生きているやつがいる」
という、存在、在るということを伝え、
少しでもおなじような病気の仲間や、そのご家族の励みになれば、という思いからです。

その意味で、
今度放映されるドラマの主人公のモデル、大谷貴子さんは
白血病患者や家族にとっての、生きる希望の星、とでもいいましょうか。

以前も、著書を紹介させてもらいました。
白血病からの生還―「霧の中の生命」増補版 (かに心書)

そしてご本人からのコメントも頂きました。
http://www.crambon.net/archives/23675305.html


テレビドラマで放映されることで、
白血病という大変な病気に遭遇しても、このように必死になって人生を生きている
人がいることが、
より多くの人にメッセージとして、伝わればいいな、と思います。

  
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2007年12月22日

カンニング中島さんの白血病闘病記5

1週間の仕事を終えて、ほっとしたところ。
ふと思い立って、最近離れていた自分のブログを見てみたら・・・

昨日、異常なほどのアクセスが!

なんでも、カンニング中島さんの奥様が書いた闘病記が発売されたとか。
たぶん、ニュースで紹介されたのかな?
と妻が教えてくれました。

そうか。そういえば、残念だったな・・・・

と思い出しました。
当時の記事

まだ読んでませんが、いずれ手に入れて読むツモリ。


家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記


プチ野望を明かしてしまうと、
ちゃんと企画をたてて、わたくしcrambonの、
白血病闘病記も、出版して世に出したかったりします。

でも、絶対にそれは、

「白血病サバイバー」として、かつ
「社会復帰後ビジネスパーソンとしてそれなりの結果を出す」

という2つの柱が打ちたてられたら!!という
自分なりの条件つき。

いまはどっちも中途半端だからなぁ。
人生のリトルドリームってことにしておきます♪

  
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2007年05月19日

本が読みきれない!5

入院してからの3年以上、
それまで多忙だったことを口実にしていなかった
読書を、しっかりとするように、というよりできるように
なりました。

って、どんどん読むと、おもしろい。

たくさん知識も得られるし、自分の頭で感じたり考えたりするし。

我が家の読書法は、読みたい本を見つけたら
練馬区の図書館で検索するところから始まります。
本屋さんで見たりもするし、アマゾンも使うけど、まずは図書館。

ろくに住民税も払っていない(払う気がないわけじゃなくて所得の関係でね)
くせに、公共サービスはしっかり使い倒す、3人家族。

パパは、ビジネス系から格差論、ネット系の本とかね。
ママは、小説中心に、さらに料理やインテリア雑誌系。
姫は、絵本や紙芝居ね。

ふっと自分の書斎に積みあがってしまった、
まだ読んでない本があったので、写真をとってしまいました。



そして、読んだ履歴は、こちらに
アップしていくのです。









写真にも移っている本の著者だけど、家入一真さんが作ったサービス、ブクログ
なんか、ちょっといい感じじゃないですか?ネット上の本棚。


結構気に入ってます。

と、悦に入っている間に、どんどん本を読まなきゃ!
いくらでも、読みたい本はあるのだから!

  
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2007年05月01日

大事ですよ、鈍感力5

鈍感力


そう、渡辺淳一センセイの、「鈍感力」です。
これ、実は立ち読みしかしていないですが、まさに自分、まさにcrambon、
自分のことを言っているかのようです。
妻には、さらにそれを超えて、「なんであなたがこの本を書かなかったの」
くらいのことを言われてます。

病気との闘い方、というか、付き合い方、のようなことも書いてあって、
「うんうん、そうそう、そうでもなきゃやっていけないよ」
とうなづくことが何度も。(立ち読みにて)

職場でも、鈍感力は、大事なんですよね。
あんまり神経質に、みんなのことを気を使いすぎても、
神経をすり減らしてしまう。
特に自分のように、まわりが残業がんがんせざるを得ない状況で
ありながら、残業なしの勤務を許されている(一応、命じられているのではあるけど)
人などは、鈍感力なしには、普通にやっていけません。
まわりに申し訳なさ過ぎて。

というわけで、
人生を、よりリラックスして、楽しく生きるために必要と思われる

鈍感力、

crambonと一緒に身につけましょうっ


  
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2006年07月17日

こんなところで育ってきました5

とりぱんっていう漫画があります。
モーニングという雑誌に連載中だそうです。

とりぱん 1 (1)


鳥の生態を細かく描写した漫画なのですが、
平坦といえば平坦だけど、作者の、鳥に対する愛情を感じるというか、
その穏やかな視点がほほえましい。

で、このとりぱんの舞台になっているのが、
私がものごころついたときから住み、高校卒業までを過ごした
「東北の某ベッドタウン」なのです。

中学時代、軟式テニスの部活に明け暮れた中央公園で
羊を放し飼いにして雑草退治したとか(へ〜)、
もう終了したのか??と思いきやようやく次のがあがる、
という具合の夏の花火大会とか、
市内より常に2℃ほど気温が低いとか、
元住民としては

ああー、懐かしい!!

と思ってしまうような、そんなお話がのっています。
いまや少子高齢化の波をまともに受けて地価下落も激しい
地区になってしまったようなのですが、
それでも、このとりぱんを読んで、

やっぱりいい環境で過ごしてきたんだな〜

なんて思います。

私自身、この作者の方(たぶん、年齢も近いと思うけど)のように
鳥についてはまったく詳しくはなくてその思い入れにはまったく
かないませんが、
夏の早朝、カッコウが山のほうで鳴いている様子
とか、
自分の昔の記憶とピタッと重なるところがあったりして、嬉しくなります。


ちょっと疲れてて、ほのぼのしたい方など、ぜひどうぞ。


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2006年07月03日

"不安"になるのは悪いことではない5

ふとしたきっかけで、五木寛之さんの「不安の力」という本を
手にして、読みやすい本だったのであっというまに読んで
しまいました。

入院しているときにも五木さんの本はなにか読んだ気がしていて、
そのときには、髪だか体を何日も洗わない、そのほうが自分には
合理的でいいんだ、なんて書いていて、オレ流的な自分の生き方
を持っている人なんだな、なんて思っていました。


不安の力



この本は、不安について書かれた本です。

そもそも、不安って、誰にでもあるものだと思います。
そして、不安になるのが、ネガティブで後ろめたくてちょっと
マイナスであるかのように思うこともあると思います。

でも、私もそうですが、大きな病気を自分がしてしまう、
それを見守る家族も、いろんなことで不安になってしまうのは、
それはもう当然のことだと思います。

世の中には、強くて不安と無縁であるかのような人もいます。
ワタミの渡邊社長なんかはよくテレビに出ますし好きな経営者の
ひとりですが、「悩みはない」って言い切っちゃいますからね。
・気持ちが安定している
・自信を持っている
・前向きである
・堂々としている
なーんて姿を見ていると、不安なことを思ったりうじうじしている
自分が、ちいさく思えてきてしまったりもします。


でも、この本を読んで

不安でいることが、あ、それでいいんだ、

って思うことができました。

不安があるから安心がある。
絶望があるから希望がある。
失敗があるから成功がある。

こんな言葉で、不安でいること、不安を抱えることを肯定してくれる、
そんな本です。

私自身も、病気になってから、生きるか死ぬかの恐怖と不安も覚えましたし、
今だって、仕事への復帰がどうなるのか分からないことに対して不安を
持っている面があります。

だれだって、大小の差があれど、不安を抱えているものだと思います。
それを心の負担と思っているのであれば、それを少し、
軽くしてくれる、そんな言葉に出会えると思います。


不安を感じるこころというのは、人間の自由を求めるこころであり、
やさしさであり、愛の深さであり、感受性の豊かさです。
その不安を、どんなふうに希望に転化させていくか、ということを
考えるべきなのです。
ですから、あえて言えば、不安は希望の土台です。
(中略)
不安をひとつのバネにして、その不安からどんな希望を見つけていくのか。
それが大事なことではないでしょうか。
(エピローグより引用させていただきました)


希望を持つことが大切だと思うってことを、先日書きました
それも、不安の力があってこそのこと!!ですね。


ブクログにも一言コメント載せてます。

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2006年06月26日

末期ガンになったIT社長の本、読みきりました5

昨日エントリーした記事の、「末期ガンになったIT社長からの手紙」ですが
さっそく今日の午前中に書店へ行き買ってきて、午後に読みきりました。

・・・すごいバイタリティです。藤田さん。

普通、働き続ける状況にないですよ。末期の胃がんで。
そこに、通常のひとにないものを感じてしまいます。

本の最後に示された「最後の事業計画」、この活動は昨日のスタメン出演
も含めてもうすでに走り出しているわけです。
そして、そうでありながら、藤田さんに残された時間がものすごく少ない
のも、事実です。

その意味で、本当に、彼の事業計画の前進を、応援したいと思います。
応援って、自分でもどうすればいいかわからないけど。
届くかどうかわかりませんが、応援のメッセージを、メールで送りました。

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2006年06月25日

末期ガンになったIT社長の、事業計画5

フジテレビで放映された、スタメン。
末期がんで余命を宣告されたIT社長、藤田さんという方に密着した
内容でした。

彼は、ホリエモンが逮捕された1月23日にがんで余命3ヶ月
と宣告され、絶望したにもかかわらず、いまでも入院せずに
精力的に仕事をし、また自分の最後の事業計画ということで
「がん治療の特効薬になる治療法の確立」を目指しています。

「死」に直面し、それでもなお
「生」への執着
をみせ
あきらめない姿勢、
素晴らしいと思いました。


可能であれば、彼の著書を、早々に買って、その事業計画の
内容をじっくり読ませてもらいたいと思います。
そこには、きっと、自分も白血病になったからこそ思うこと、
患者やその家族の方をサポートするためのITとかWeb2.0が
できる、質の高い情報の提供みたいなアイディアとリンクする
ことがあるんじゃないか、と期待しています。


末期ガンになったIT社長からの手紙


藤田さんは、同時に3つのブログを立ち上げています。
それらすべてにトラックバックを送ります。
応援の気持ちをこめて!!

病気とたたかう社長のblog
http://blog.livedoor.jp/kenfujita/

銀座ではたらく社長のblog
http://ameblo.jp/fujita1

天王洲に住んでる社長blog
http://yaplog.jp/kfujita/

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2006年06月03日

渡辺謙さん5

白血病を患いながら、闘病生活をへて活躍している渡辺謙さん。
このところ、特にテレビなどへの露出が多くなって、その発言や
姿を目にすることが多くなっています。

個人的には、その活躍ぶり、とてもうれしく思っています。
白血病によって、一度途切れてしまった俳優としてのキャリアを
ふたたび積み上げていって、現在の活躍にまでいたった、渡辺謙さんの姿は、
本当に、励みになります。
いままでは、あえて病気のことには触れず、病気に関連する役者の仕事は
すべて断ってきた渡辺謙さんが、小説「明日の記憶」と出会ったことに
より、ひとつの区切りをつけたいと若年性アルツハイマー病の患者の役
を演じ、またいろんなインタビューなどで病気を経験してきた過去、
そして現在も闘っていることを、自然体で語っている姿を見て、
素敵な人だなあ、とあらためて思いました。

いまやハリウッドでも活躍する渡辺謙さんですが、白血病になり、
化学療法のあと再発してしまう経験もされていて、その数年間の
身体的、精神的な試練というのは大変なものだったと思います。
そこを乗り越えて、10年以上の月日をかけてですが、現在の
大活躍に至ったその生き方、ぜひとも見習いたいな、と思います。

明日の記憶

渡辺謙さんが主演・プロデューサーをつとめた現在上映中の「明日の記憶」、
原作を読んで、患者本人のつらさ、それを支える家族の存在や大変さ、
いろんな問題が描かれていて、そして自分に重なる部分もあったりして、
共感を持ちながら読みました。
映画も、いずれ必ず鑑賞したいと思います。


誰?-WHO AM I?

渡辺謙さんが出版された本には、白血病治療の過程でC型肝炎に感染して
しまっていたことが書かれています。もう完治の方向へ進んでいるよう
ですが、そういったつらい状況も自分の運命ととらえて、誰を恨むこと
でもなく淡々と病気と対峙している様子が描かれています。
自分にできるかどうか、わかりませんけど、本当に、生き方として
見習うところがたくさんある気がします。

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2006年03月26日

web上に本棚をつくりました5

入院して、退院して、自宅療養して、という闘病生活の中では
たくさんの本を読んできました。
ぜんぶの本を買うことはできないので、たいてい区立図書館で
借りてきて読むんですが。
「せっかくだから読んだ本を記録として残せればいいのにねー」
と妻と二人で話していました。
自分では、ノートに適当に読んだ本のタイトルをメモしたりして
いたのですが、統一されていないしわざわざ書くのも面倒。
というところに、操作的にも見た目的にもちょうどよさそうな
サービスを発見。

ブクログっていうのですが、本物の本棚のように、本のイメージが
マウスを動かすと表示されます。
レビューってほど詳しくなくてもひとことコメントも入れられるし
カテゴリわけも自分なりにできたりするので、
まさにいまやりたかったこととしてはぴったりのサービス内容。

よければ、見てやってください。

crambonの本棚

全部に本の感想・コメントを入れてませんが、覚えているもの、
とっても印象に残ったものについてはコメントを入れていきます。

「おー、本を選ぶ基準が似てるじゃん」とか
「あ、これ、自分も読んだやつだ!」とか
「これ、おすすめですよ」
という方がいらっしゃったらぜひ教えてください!



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2006年02月26日

胸がつまる

その日のまえに



病気になる前の生活のなかでは、仕事に関係するビジネス書であったり、
興味の趣くままにパソコンや機械ものの本を読んだり、そんな読書を
してきました。

そういう意味では、白血病にならなければ、
重松清のこの作品のように、家族や、その死に直面する問題を扱った
小説は、そもそも出会わなかったかもしれないし、出会ったとしても、
今回読み終えたときのような、ぐぐっと胸を詰まるような感覚を覚える
ことも、なかったのかもしれません。

  続きを読む
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2006年01月17日

共感を覚える白血病闘病記5

「二人の天使」がいのちをくれた―白血病からの生還、臍帯血移植闘病記


年末年始にかけて、この本を読みました。
このところ遠ざかっていた、白血病闘病記の本です。

もともとのきっかけは、本田美奈子さんが亡くなったタイミングでしょうか、
TBSのニュースかなにかで、この本の著者、吉田さんが取材を受けて
登場していました。
サラリーマンであること、小さな娘さんがいること、移植を経験していること、
など、「ふーん、似ている境遇の人だね」って妻と話をしていて、
ようやくその本を夫婦で読むことができました。

読後の感想としては、

ものすごく共感する!!

のひとことに尽きるかも。
いろんな共通点があり、病気に対しての立ち向かい方、姿勢には、
ひとつひとつ共感を覚えます。
そして吉田さんは、私とおなじくらいの移植のタイミングでしたが、
すでに会社に復帰を果たされています。
「この人を自分のお手本として、目標としてまた頑張ろう!!」
って思わせてくれた本です。

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2006年01月03日

一年の計は、元旦"あたり"にあり!?5

本当は、元旦に1年の目標をたてるのが本来あるべき姿
なんでしょうが、「お正月時間」に流され、ぼーっとしている
うちに、日が過ぎてしまいました。
(弟に先を越されてしまった〜)

で、1月1日に目標をたてないと、そのままずるずると
仕事だ学校だ、と日常が始まってしまうのがはまりがちな
パターンですが、ここはぐっと踏みとどまりました、我が家では。
2日、3日とかけて、目標をつくりました。

私自身は、せっかくなので1年と言わず、あるていどの中長期で
使える目標を作ろうと思い、がんばってみました。
そこで参考にしたのが、この本。

内藤忍の資産設計塾 実践編 ―自分も資産も成長する新・資産三分法

著者の内藤さん(blogではshinobyさん)は、個人的にファンな人
のうちのひとり。以前も、著書を紹介したところ、コメントなど
いただいて、なおさらファンになってしまい、RSSリーダーに即追加
した次第。例のごとく、まだお会いしたことがないのですが・・・

  続きを読む
Posted by crambon at 16:49Comments(2)TrackBack(1)

2005年08月21日

「天才の創り方」・・・・なんて、ないっか!5

天才の創りかた

いまや泣く子も黙る(かどうかわからないけど)、東北大学の川島隆太先生
が書いた、脳にまつわるお話。「脳を鍛えるドリル」シリーズとか、CMでやって
いるニンテンドーDSのソフトって言えばあーそういえば、聞いたことがある、
って方もいらっしゃると思います。

文章、とても読みやすかったです。もちろん、それを意識して書かれた本
なんでしょうけど、ちょっと気さくな著者の川島先生の人柄的な研究エピソード
がちょこちょこ書かれていたりして、人のよさそうな顔写真とあわせて読んで
いると、ほのぼのとリラックスして読んでいけます。

ポイントは、脳を鍛えるには「音読」と「単純な計算」が効果的であるという
こと。臨床的な実験を積み重ねる中で、たとえばお年寄りの老化を防いだり
回復させるのに、これらのことを少しずつ毎日続けることが有効である
ことを説明されています。
で、最後までよくわからなかったのは、で、結局、天才の創りかたとは??
っていうこと。分かれば、うちのまだ2歳の娘を天才にしたいじゃん!という
不純な(?)動機もアリ。
勝手な推測というか、自分の中での結論ですが、この本のタイトルは、
「秀才の創りかた」がベターかな?と。
これは批判ではなく、素直に思った感想。

考えてみれば、「天才」が簡単につくれたら、ノウハウになっちゃったら、
世の中天才だらけだもんね。そうなったら、天才って呼ばれなくなっちゃう。

いくつか、新発見もありました。
「右脳」「左脳」ってありますよね。よく言う。左脳は論理的思考、右脳は
直感的思考。右脳は計算をつかさどり、左脳は芸術をつかさどる、みたいな。
わかりやすいし、結構信じてました。
一時期、七田式とか右脳開発についてのめりこんでたし。
でも、この本では右脳左脳と分けたりすること、別々に機能していて別々に鍛えることができる、という論を否定しています。
詳しくは自分の言葉ではうまく説明できませんが、なるほどと思わされました。

それから、脳の神経細胞の説明において、神経細胞はもともと生まれてから
増えることはないと思われていたが、そうではなく成人後も一定量はつくられる
ことが分かった、というのも白血病治療で骨髄移植した例えば男性の脳に
ドナーの女性の性染色体を持つ細胞があったから、という箇所がありました。

ふむふむ。

自分に関連するだけに何回も読み返してしまいました。

自分の脳の中で、ドナーの妹の性染色体を持つ神経細胞が増えている
様子をイメージ。なんか変な感じだなー。
あれ?移植したら、もうほぼ100%染色体はドナーの性別に変わって
いるんでしたっけ?たしか何かが女性になっているはず。
このへんに詳しいうっち〜さんにあとで聞いてみます。

  
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2005年08月17日

これは!!と思った本5

先日の本紹介で、珍しく毒を吐きましたが、今回は自分にとってはここ最近で
もっとも買って読んで良かった本。
図書館のところでも書きましたが、いわゆる「これは!!と思った本」です。

内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法

著者は、マネックス・ビーンズ証券の内藤忍さん。この本を読むまでは、社長の
松本大さんのことは知っていましたが、内藤さんのことは知りませんでした。
いまでは、松本さんもそうですが、かなり内藤さんのファンになりつつあります。
どうやら闘病も経験したそうで、内容は違うけどおんなじような境遇で共感を
覚えたりして。
個人として、ウェブサイト(ブログ)をやってらっしゃるんですね。

SHINOBY'S WORLD

ブログの内容としては、資産設計、金融など彼の本業に関する考えや補足、
出版した本についてや、読んでためになった本の紹介や、レストランのお話など。
読んでいて、楽しいのでよく訪問して見ています。
で、内藤さんが読んで紹介している本は、かなり自分が読んで良かったり
読んでみたい、と思っている範囲と重なっているんですよね。
30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう、とか 
ウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツ、とか。

で、肝心の本の内容なんですが、これが非常にまとも、非常にまじめ。
最近、団塊世代の定年や年金不安などもあり、各金融機関とも、預貯金から
株式や投資信託や、外貨預金とか、いろんな金融商品に顧客の資金をシフト
しようとPRに必死です。
で、本屋さんに行くと、「デイトレードで3000万円」「株で1億円」
とかいう本がたくさん並んでいます。まるで誰でも労せずにお金儲けが
できる、みたいにね。
それらは、著者の方々が実践して成功したものであるかもしれませんが、
すべての人が同じような結果を出せるということを約束するものじゃありません。

そういうのも、決して全部だめとは言いませんけど、しっかりとした、まとも
な感覚で自分の資産を守るなり殖やすなり、ということを学ぶのには、
この内藤忍の資産設計塾は最適だと思います。
この本では、そもそも、どうして資産を増やそうとするのか、という目的の設定、
考え方のところからスタートして、そのためにどのように今ある資産を
分散して運用していけばいいのか、ということを、すごく丁寧に説明しています。
そんなところからも、著者の内藤さんのすごくまじめというかまともというか、
そういう性格がにじみ出ているようで、好感が持てます。
11の金融商品の紹介も、とてもわかりやすく、勉強になります。まじめ
に読めば、「個別の株式銘柄」はもっとも最後に検討すべきものである、という
ことが理解できます。
一番のポイントは、アセットアロケーション、といって、資産をどのように
配分するか、これがもっとも重要だと言うこと。
本文にもありますが、「ソニーを買うか松下電器を買うか、ということに
悩む時間があったら、日本株の投資比率を30%にするか40%にするか
ということに時間を割くべき」ということになります。

決して、運用する金額が多い、少ないということに関わらず、誰の人生に
とっても大切なお金との付き合い方や考え方を学ぶ、ということにおいては
とてもオススメの本です。

ちなみに、マネックス ラウンジ@銀座 というものが最近銀座のソニービル
にできて、ミニセミナーなんかをやっているんですね。
銀座かぁ・・・まだまだ無理だけど、職場復帰して元気になって余裕ができて
きたら、ぜひ行ってセミナーなんかに参加したいな、と思ってます。

  
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2005年08月15日

著者の執筆姿勢を疑ってしまう本1

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

「内側から見た富士通 成果主義の崩壊」という本を読みました。元富士通
人事部にいた社員が退職したあとに書いた本として、ベストセラーになった
のだそうです。いまでも本屋さんに行くと、けっこう目立つところに置いて
ありますね。

著者の年齢が比較的近い点、またおなじ電機メーカーの人事担当者という
立場である、という観点から、いずれ読みたいと思っていて、最近ようやく
読むことができました。

内容としては、富士通で人事制度として成果主義がどのように導入され、それ
がどれだけ会社をダメにしていったか、ということがさまざまなケースや、
社員、元社員の証言などをもとに説明されています。
そこで書かれているものは、確かに客観的な視点に基づくものであり、
なるほど、と思わせるエピソードもあったりします。
(実際、富士通人事のひとから、人気就職企業ランキングアップのため、と
いうことで訪問インタビューを受けたことを思い出した)

でも内容の正確さ、深さうんぬんの前に、ものすごい読んでいて心苦しいと
いうか、胸につかえる重たいものがぬぐえない印象があって、最後まで晴れる
ことはなかったです。
著者の方は、大学を卒業して富士通に入社し、人事部に配属され、そこで10
年前後働いていたわけです。で、もちろん会社の前途が見出せなくなったから
なんでしょうが、退職して、それまで自分が関わってきて得た経験や情報を
もとにして、今回この本を出版した。
で、富士通のことをボロクソに書いているわけです。特に、経営トップから
中間管理職のあたりの人たちは、まるで無能呼ばわりです。

曲がりなりにも10年間給料をもらい、きっと退職金も支給したであろう、
自分が在籍していた会社に対して、暴露本を出版すると言う形で、著者は
なにをしたかったのだろう?
富士通の評判を落としたり、現役の富士通社員ががっかりてモチベーション
ダウンしたり、学生が富士通と言う会社に失望することはあっても、なんらか
プラスになるとは思えません。
富士通という会社は、現在のところ、大企業で、社会的にも存在意義があり
そのために一生懸命働いている何万人もの人がいて、いろんな意見立場が
あるにしても、富士通を誇りに思っている人もたくさんいるはず。そういう
ことを考えると、人事という、社員の仕事のモチベーションを上げる裏方で
あるはずの人間からこんな本を出されることを思うと、なんかいたたまれない
というか・・・
本文の中で著者は「いまも富士通に愛着がある」って言っているけど、
読んだ瞬間、「うそでしょ!!」って突っ込んじゃいました。
なんか、本全体を通じて、富士通に対する憎しみ、恨みしか感じません。

もうひとつ、著者はまさに人事制度を企画したり運用したり改定する立場
にいたわけで、(それが富士通の中では特権的な立場でもあるらしいんですけどね)
そこでじっくり富士通の悪い点を見て分析して、こんな本にまとめるくらい
理解しておきながら、それをなんとかするために何か行動を起こしたのか?
というのが疑問。もちろん、それができなかったから自ら会社を去ると言う
決断をしたのかも知れませんが。

富士通社内の人事制度改悪で社員のモラルダウンうんぬんということを論じる
より、著者がこのような本を出したことに対して、著者自身のモラルがどうなの?
ってことを聞きたい気がします。


私は仕事に復帰するのはまだ先になりそうですが、人事担当者として仕事をするから
には、あくまで裏方として、多くの人がそれなりに満足感をもって働く環境づくり
というのを目指したいなあと思っています。
それはひとりの人事担当者としては短期間でできることではなく、もちろん
チームでってことでもありますが、じっくり腰をすえて自分のライフワークとして
取り組んでいければいいな、と思っています。

あ、サラリーマンの方でこの本を読んだ方がいらっしゃれば、どんな感想か、
コメントいただければ嬉しいです。
私は内容以前に、この本を書いたことが納得いかないよ!というところで
止まってしまったもので。

  
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2005年08月12日

「クライマーズ・ハイ」ドラマ化5

クライマーズ・ハイ


横山秀夫の小説は、もともと白血病が絡む「半落ち」で初めて読んで、
その緊張感ある展開と、ラストが自分のタイミング的に衝撃だった
ことがあって、それ以来いくつかの作品を読んできました。
好きですねー横山秀夫の作品。とにかく張り詰めた空気が文章を
通じて伝わってくるのがいいところだと思います。

で、そのなかでも、きっともっとも力が入っているのがこの
「クライマーズ・ハイ」なんだと思います。日航機事故から20年。
今日などは、各テレビ局が事故を題材にしたドラマを放映して
いたりして。自分は小学生だったから、そのショックの大きさを
あんまり覚えていないのだけど・・・

もともとこの小説は、新聞記者をしている妹からぜひ読んでみてよ、
って薦められて読みました。
そこで描かれている、新聞記者としての気迫であったりプライドで
あったり、同僚との人間模様であったり、決して自分自身がその世界
に入っていくことを憧れるわけではないけれど、なんかいろんなものを
リアルに描写していてとっても引き込まれていく感じでした。

妹も、おなじ職業の地方紙の新聞記者という立場で読んで共感する
ところもあり、「面白いよ」って薦めてくれたんだと思います。
先日、お見舞いを兼ねて我が家にやってきてくれたときに、
「新聞記者の世界ってクライマーズ・ハイで描かれているような感じ
なの?」って聞いたら

「いや〜もっとドロドロだよ〜」

ていう返答が印象的だったんだけど。
(そんな新聞記者生活がブログであったらけっこう面白いんだろう
けど、そんなものを書けるほどヒマな記者はきっといないね!)

それはおいといて、一番「あ、今日ブログに書こう」と思ったのは、
これでした。

「クライマーズ・ハイ」実名ドラマ化
1985年の「日航機123便」墜落事故描いた横山秀夫氏のベストセラー小説


NHKとしても力が入っているのがわかります。主演は佐藤浩市。
見たいね〜。きっと見るでしょう。いまから楽しみです。

余談ですが、いっつも本のレビューをしたいと思うんだけど、ちゃんとした
説明ができてません。「この本どうだった?」「面白かったよ」の
レベルから抜け出せない・・・まとめる力のなさにちょっとゲンナリしてます。
ま、読んでいる方は、こころあたたかく、「あ、こういう本や作品が好きで
よく読んでいるのね」といったくらいのとらえ方をしていただければと
思います。

  
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2005年07月04日

混迷の世の中をとらえる本

・・というとおおげさですが、このところたくさんの本を読んでいる中で
ためになったというか、勉強になったうえで考えさせられた本を紹介します。
 
最初に読んだのは、
 


仕事のなかの曖昧な不安―揺れる若年の現在

若者に職がなく、フリーターやパラサイト・シングルが社会問題とされている
けれども、その本質は、働く意欲の低下ではなく、中高年の雇用維持にある、
ということをデータを使いながら説明しています。
社会の構造が問題であることを示しているのですが、最後に、若い世代に向けて
のメッセージなどもあり、著者の玄田さんの思いが、伝わってきます。
入院中に、大学時代の友人が贈ってくれた本ですが、ようやくしっかりと読み
とおすことができました。


で、その流れで


希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く


を読みました。
著者の山田さんは、たしか学生時代に教育学部で授業を受けた記憶もうっすらと
あるのですが、「パラサイト・シングル」といい「希望格差社会」といい、
ネーミングのセンスがどこかで絶賛されていたように、わかりやすく説明すること
にとても長けているのだと思います。文章も、学者が書いたのにとてもわかり
やすく書いてあり読みやすい。
1998年を境に、日本社会が閉塞感を加速させたと言うのですが、経済成長の鈍化
だけでなく、今まで考えられなかった犯罪の発生など、感覚的にとらえてもなんと
なく納得できる気がします。
将来に希望が持てる人と絶望する人に分裂する「希望格差社会」を、「リスク化」
と「二極化」というコトバを使って、わかりやすく説明しています。


で、そのあとに


ニート―フリーターでもなく失業者でもなく

を読みました。
著者は玄田さんと曲沼さんというライターの方。ニートについては、誰もが
なりうる、という前提で各章が書かれています。ニートの全体像をとらえる、
というよりはいろんなケースや背景を丁寧に追った、という形の内容です。
その中でも、14歳の時点で1週間社会での就業体験を持たせることがひとつ
の前向きな対処法として、富山と兵庫のケースが紹介されていて、興味を
覚えました。

大学時代に教育社会学を学んだので、もっともっとフリーター、パラサイト・
シングル、ニートといった状況に敏感になっていても良かったのかもしれません。
今回、まとめてこれらの本を読む時間を得たことで、ちょっとだけ学生時代を
思い出しつつ、それでも現在から未来について考えずにはいられませんでした。

これらの著者のみなさんは基本的に社会学の手法(統計調査)などデータを駆使
して現状をとらえていますが、それだけに、現在のニートやフリーターの問題
が意識や意欲の低下だけでは説明し切れず、社会構造とか世の中の流れが生み出
したゆがみみたいなものを感じてしまいます。
  
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2005年06月17日

若いのに・・・感心っ



次世代リーダー養成塾―大成するために今、すべきこと


最初、次世代リーダーというのは、自分と同じくらいの20〜30歳代の若手
ビジネスマンなどへのメッセージなのかな?と思って手にとって読み始めたの
ですが、実際のところはちがいました。


昨年、選抜された高校生を対象に福岡県で開催された「日本の次世代リーダー
養成塾」での講義を抜粋して書籍化したものです。講師陣が、日本経団連・トヨタ
の奥田会長をはじめそうそうたるメンバーなので、期待して読みました。


高校生向けの講義ということで、ある程度は噛み砕いて話をしていますが、
いやいやじゅうぶんに若手の社会人に対して話をしたとしても歯ごたえのある
どっしりとしたメッセージが詰まっていました。


その中で、もっとも印象的だったのは、伊藤正裕さん。
(株)ヤッパ代表取締役社長、17歳で起業 2004年経済界「青年経営者賞」受賞、
って紹介されていますね。現在22歳かな?とても若い!それなのに講義をするに
値する中身の濃い経験を知識を持っているみたい。説明するときに例える、という
話で、自社のもつWeb3Dというネット上の技術を例えて、「ディーゼルの燃料
でF1のマシンを走らせる」と表現するあたりは、うなってしまいました。
自分には、わかり易く説明したり説得したり、いまでもなかなかできることでは
ありません。テレビでも見たことがあるのですが、彼は「社員が、将来自分の子ども
を入社させたいというような会社にしたい」と言っていて、きっと地に足のついた
経営者になるのだろうなぁ、と感心していました。


伊藤さんの講義を読むだけでも、手にとって読む価値のある本です。


 


(以下は抜粋)
<「日本の次世代リーダー養成塾」とは>
日本の未来を担い、世界で通用する人材を育成するために、経済界、学界や改革派
知事が中心になり、全国から179名の高校生を選抜、福岡県宗像市で2週間にわたる
合宿形式で、各界トップ25人が講義を行なう。2004年、初めて行なわれ、2005年以降
も開催予定。将来的には中高一貫校の設立を目指す。塾長は奥田碩・日本経団連会長、
塾長代理は榊原英資・慶應義塾大学教授。

  
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2005年05月31日

『白血病からの生還』-大谷貴子さん-



白血病からの生還―霧の中の生命


自らが慢性骨髄性白血病を発症し、骨髄移植をおこなった、大谷貴子さんの闘病・手記
である「白血病からの生還」をここ数日で読みました。

非常に分かりやすく、白血病についての説明、治療について、自分自身の闘病の様子や
気持ちの移り変わりというものを表現されていて、一気に読んでしまいました。
たしかにおっしゃっているように、いままでこのように分かりやすく、治療してこのように
元気になりました!という本はなかったかもしれませんね。

そもそもこの本を書いた大谷貴子さんを知ったのは、今年3月13日に放映された
情熱大陸」(TBS系)でした。もし見た人がいたら同じ感想をもったのでは?と
思うのですが、大谷さんの骨髄バンク普及のための活動の原点となった白血病について
や、骨髄バンクそのものについての説明が、たったの30分の映像の中では収まりきら
なかったというちょっと消化不良のような感想。それでも大谷さんの、骨髄バンク普及に
かける情熱とパワーはじゅうぶんに伝わってきましたが。

テレビでは、10年以上前の大学院生だったときにCMLになったと紹介されていたので、
当時はまだグリベックも登場していないし、骨髄移植も今以上にリスクのある治療だったと
思うので、どのようにして治ったのだろう?ということにまず興味がありました。


そこからスタートして、その他、この本を読んですごく納得できました。

本を読んでの一番驚いたのは、大谷さんの行動力。自分自身が病気と闘う身であり
ながら、まだ治ってもいないのに骨髄バンク設立に向けて行動を起こす、という点です。
そこには、おなじ病気でつらい思いをしながら、結局ドナーが見つからずに亡くなった患者
さんの存在があるのだけれど、自分自身が治ることで精一杯の状況の中で、同じ境遇に
ある多くの患者を救う、という視点から、無菌室の中からシンポジウムの参加者にメッセージ
を送るなど、その行動力には敬服するばかりです。


現在も年間数百件の講演をして、骨髄バンクへの理解を求める活動を続けていらっしゃると
いうことです。また情熱大陸でも紹介されていたけれど最近は移植を行うことにともなう患者の
不妊という問題について、積極的に取り組んでいらっしゃるように思います。

私自身も、おなじ病気、おなじ治療を経験した、立場を一にするものとして、大谷さんと同じ
ことはできないけれど、何かできることがあるのかな?と考えさせられます。
少しずつでも行動を起こしていけるのかな?なんてね。

白血病の患者さんや、そのご家族の方など、骨髄バンクを通しての移植の可能性がある方々
にはぜひ読んでもらいたい本、です。

  
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2005年05月27日

「新選組!」ふたたび

こんなニュースを見つけました。

「新選組!」来年1月続編放送

 

去年の大河ドラマなのですが、入院中に新選組関連の本をたくさん読んで
いたので、退院したあともずっと見続けていました。三谷幸喜の脚本で
正統派の大河ドラマから外れる、みたいなことを言われてましたが。でも
本でベースを押さえた上で見るには面白かったなーと思います。

 

で、内容はというと、期待通りというか、土方歳三が五稜郭の函館戦争で
死ぬまでの物語ということ。本編でも、主人公は近藤ではなく土方である
ような強い印象がありましたから、楽しみ。

 

もう半年前のことになるとすっかり遠い感じですが、せっかくなので
放映されるときには見たいと思います。

 

以前、壬生義士伝について書きましたが、同じくらい入院中のベッドで
読んでて面白かったのが司馬遼太郎の「燃えよ剣」。
このドラマで主人公となる土方歳三の生涯をつづっています。
アマゾンのカスタマーレビューもみんな絶賛ですね。
また読んでみようかな?

 

燃えよ剣  
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2005年03月31日

文章を書くということ

このブログをはじめて感じたことなんですが、自分がこれだけのたくさんの文章を
書く、書けるとは思っていませんでした。ひとつには、おおきな病気になってそれの
おおきな治療を乗り越えて、というおおきなテーマというか書く内容があったから
なんですが、それにしても、いままでの自分では、これだけのまとまった文章を
書く機会もなかったし、そうしようという考えもありませんでした。

 

そういう意味では、自分の経験したことと、ブログという比較的簡単に公開出来る
ツールがタイミング的にうまく巡り合ったのかな、とも思います。

 

でも、文章を書く、っていうのは普通とても抵抗があったりするもので、実際、自分も
学生時代から作文をしたり文章を書いたりするのがとても苦手だったので、へんな
話、30歳を目前にして、これだけのものを意欲的に書いた、というのは結構意外
だったりして。

 

インターネット上にはブログや個人のホームページがたくさんあるので、「魅力ある
文章」「つまんない文章」ってなんとなくわかりますよね?そこらへんのことを何にも
考えずにずっと書いてきたので、なんとなく自分の文がどれだけわかりやすく、そして
読む人にとって魅力あるものなんだろう?って考えてしまったりしてちょっとコワく
なってしまいました。

きっかけは、この本。

 


自分づくりの文章術


とってもカタそうなタイトルですし、実際いろいろと昔の文学作品が引用されたりして
もいるんですけど、それなのに読みやすく、わかりやすく例を挙げながら、いきいきした
文章を紹介したり、最終的には文章を書くのは楽しいよ、ということを伝えてくれている
一冊です。国語の先生なんか、参考になるのではないでしょうか?

なんでこの本を読もうと思ったかというと、これから社会復帰して、どんな形であれ
仕事をする上で、表現力やコミュニケーション力、自分の考えを相手に伝える方法
は、いろんな形で洗練させていきたいな、と思ったから。そういう意味では、話し方、
や聞き方、プレゼンのしかた、文のつくりかた、書き方、いろんな要素がありますね。
せっかくの自宅療養中、できるかぎりの方法で、訓練していこうかな、と思ってます。
ま、ここらへんは大流行の斎藤孝さんの本が、本屋さんにはあふれていますが、
あまり読んでないなぁ・・・・

精力的に文章を書いているという意味ではすごいな、と思うのはマネックス証券の
松本大社長。毎日、なんらかのネタでコラムをメール配信しています。ネットでも見れます。


松本大のつぶやき



これだけ毎日書き続けるというのはそれだけ、知識と経験の引き出しがあるから?
と思います。
憧れますねぇ。

  
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2005年03月15日

「半落ち」と骨髄バンク



半落ち


半落ちという作品がかなり話題になっていて、その後映画化もされていることは
知っていました。そして、それが白血病に関する話題も含まれていることも聞いて
いました。たまたま、にこにこ文庫にその本があったので、再入院しているときに
借りてきて読みました。

そして、読み始めてからたった一晩で読みきってしまいました。

読後の感想としては、そのときの自分にとってラストがとても衝撃だったことを
覚えています。たまたまのタイミングではあるのかもしれないけれど、そのときは
自分が入院したことと、そこで知ったこととか、いろんなことが起きていて
そのことと、この作品のラストで示された事実というのが、とても絡み合っている
気がして・・・・。
読み終えたのが、消灯からだいぶ時間が過ぎた夜中0時すぎだったんですが、
作品のことだけでなく、自分のことや、まわりのことや、いろんな人のことを考え
たりして、涙が出てきたりして病室の外の廊下に出てしばらくぼーっとしていました。
それを抜きにしても、最初から文章に緊張感というか、緊迫感がありぴんと張り詰め
た空気の中、なかなか読み進めるのをとめられないな、と感じました。そんな感じで
一気に読んでしまった作品です。

聞いた話では、映画を見て骨髄バンクに登録する人が増えたとか。それも納得できる
気がします。私自身は骨髄バンクのお世話になることはありませんでしたが、骨髄
バンクの存在のおかげで命を助けてもらった、血液疾患の患者さんはたくさん
いらっしゃいますし、それは献血も同じなんですけど、健康な骨髄や血液を
必要としている患者さんのためになにか行動を起こそうと少しでも考えてくださる人が、
ひとりでも増えてくれれば、それは本当にすばらしい、ありがたいことです。


さらに、現在白血病で闘病中のはりさんが、ブログで骨髄バンクについて詳しく説明して
くださっていました。誠に勝手ですが、紹介させてもらいます。
はりまさよしの日記 「僕はこんなことを考えている」(骨髄バンクドナー登録って?)

  
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2005年03月01日

深夜特急と苦い思い出


ヤクルト古田選手のブログをのぞいてみたら、次に読むことが義務付け
られている本として、深夜特急の写真が載ってました。しみじみ思うこと
があるんですけど、自分は20代で2回、命を落としかけて生き延びたな
〜と。2回目はもちろん今回の病気ですけど、1回目は、この沢木耕太郎
の深夜特急が絡む苦い思い出。



深夜特急〈1〉香港・マカオ ←文庫本で1巻から6巻まであります。


 


劇的紀行 深夜特急 ←DVDになってました!欲しい!  続きを読む
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2005年01月27日

無菌室で読んだ本 〜解夏〜

無菌室の中で読んだ本です。映画にもなりましたし、とっても有名
ですよね。表題作は、ベーチェット病という難病にかかってしまった
主人公とそれを支える恋人のお話です。担当の看護師さんは解夏を
読んで泣いた、と言っていましたが、私にとっては、作品としての
「解夏」自体はそれほどでもなかったかなー。
この本は、短編集となっているのですが、私にとっては、この中に
収録されている「秋桜」というお話のほうが心に染みました。
すごくいいお話なんです、これは。人のやさしさというか、あたたかさ
がにじみ出ていて、それを読む人にうまく伝えている、というか。
さだまさしの泣かせる力、恐るべし。実際この作品は読んで涙ぐんで
しまいました。

 

他にも2編の短編が収録されているのですが、いずれも心温まるお話。
私は無菌室の中で読んでしみじみしていましたが、仕事とかで忙しくて
心ががさがさしているときに読んでも、とても染み入る一冊じゃないか
と思います。オススメ。

 

解夏  
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2005年01月11日

古田さん

ヤクルトの古田さん、というより今やプロ野球の顔となった古田さんが

ブログをはじめたそうです。自称、だけでなく周りからも古田似と

言われるcrambonとしては、取り上げないわけにいかないでしょう!

 

打倒眞鍋かをりのトラックバックだそうですが、すぐに打倒できるん
じゃないでしょうか?
それだけ注目度たかい人だと思いますよ。サラリーマンやってても
きっとそれなりに成功する素質を持っていると思うし。プロ野球界を
現場から変えていこうという意気込みを感じます。


古田敦也公式ブログ

 

というわけで、年末に読んでいた「古田式」の紹介を。

 


古田式


この本は、「Shall we ダンス?」の周防正行監督が、古田さんのもとを
訪れて、対談形式でいろんな話をした内容をおさめたもの。
そこで展開される話が、いろいろとあってかる〜くたのしく読むことが
できました。
周防監督は、本当に野球とヤクルトが好きなんですね。古田さんに
球を受けてもらう前日の緊張感や、カーブを誉められたときの興奮
など、読んでいて微笑ましいくらいです。
古田さんの話では、キャッチんグ技術でメリットとデメリットをそれぞれ
出して、その上で大きなミットを選択する、というあたりが、ほんの一部
なんでしょうけど、やはりプロというか、頭のよいスポーツ選手なんだな、
というのを感じました。


野球好きはもちろん、一般的な比較的かるめの読み物としても、
お勧めの本です。途中で紹介されるプロ野球選手や、試合なんかは
もう古くなっちゃってますけどね。


この本を読むきっかけになったのは、いまやテレビでもかなり露出が
高くなった齋藤孝さんの「質問力」です。



質問力―話し上手はここがちがう
ここで、周防監督の質問が優れている、と紹介されていて、「古田式」
を読む気になりました。
この「質問力」も、日常で心がけるとためになる、ちょっとしたヒントが
ちりばめられていてなかなか良い本でしたよ。よろしければすぐに
読めるので、読んでみてはいかがでしょうか?

  
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2005年01月04日

壬生義士伝(補足)

壬生義士伝について年末に長々と書きましたが、

映像のほうは2種類あるものをここで補足で紹介しておきます。

 

 


壬生義士伝


これは、年末のテレビ東京で放映していましたね。中井貴一主演。


 



壬生義士伝 4枚組


こちらのほうが、浅田次郎の原作により忠実であり、主演の渡辺謙が
本当にいい味出してます。こっちのほうが個人的には好き。

  
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2004年12月30日

壬生義士伝

世の中、年末年始休暇に入ったみたいなのでひといきをかねて。

というよりも今年のうちに書いておきたかった話題を。

 

今年は、大河ドラマで「新選組!」をやっていてつい先日終了しました
ね。私も途中からずっとギガポに録画して時間を見つけてはずっと
見つづけました。大河ドラマを本格的に見るのは、独眼竜政宗以来かも
しれません。


壬生義士伝 上 文春文庫 あ 39-2


 



壬生義士伝 下 文春文庫 あ 39-3



自分の中の新選組ばやりのきっかけとなったのが、この浅田次郎の
「壬生義士伝」です。ついでにいうと、テレビドラマ版(渡辺謙主演)
と映画版(中井貴一主演)の映像もそれぞれあって、どちらも入院中
または退院してから、見ました。


ストーリーは、南部藩を脱藩した吉村貫一郎という貧しい武士が、
故郷に残した妻子を養うために、ひとり京に上り、剣の腕ひとつで
新選組で生きていく、そして最後は死んでいく、という物語です。


なぜか大河ドラマ「新選組!」では吉村貫一郎はキャストから外されて
いましたね。・・・残念。

  続きを読む
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2004年12月19日

入院中に鑑賞したDVDについて

入院中には、DVDをかなりの数、鑑賞しました。もちろん、入院ベッドに

DVDプレイヤーはついていないのですが、それは持ち込んだVAIO V

とっても役に立ちました。DVDソフトは、大学時代の友人のSkさんが

大量に貸してくれたDVDを、じっくり入院期間に鑑賞させてもらいました。

本当に感謝感謝、です。

薬や治療でだるかったりすると、なかなか集中できずに見ては止め、

見ては止め、ということがけっこうあったけど、でもやはり毎日の単調な

生活の中で、時間を忘れるのにとてもよい方法でした。

 

印象に残ったDVDソフトについて、感想など残したいと思います。

 
  
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2004年12月12日

入院して初めて読んだ本


神様、何するの…―白血病と闘ったアイドルの手記

近所の大学病院で、妻が持ってきてくれた本を読みました。
アイドルとしてまさにこれから、というときに急性白血病になってしまった
吉井怜さんの手記、です。
まだ本当の正式病名は分かっていませんでしたが、自分が白血病であること
は間違いないことだし、その体験記というのがどんなものであるか、知って
おきたかった、ということであっというまに読んでしまいました。

ここで描かれている彼女の姿は、かなりリアルに描かれていて好感が
持てました。特に良かったのは、彼女がかならず病気を治して一日でも
早くアイドルとして復帰したいんだ!という気持ちを最初から最後まで
ずーっと持ちつづけていたことです。
抗がん剤やって放射線やって移植をやったのだから、当然髪はなくなり
容姿も変わります。
男の私はぜんぜんそんなことは気にならなかったけど、若く年頃の女性であり
しかもその容姿でお仕事をしてプライドを築いてきた彼女にとっては大変
つらいことだったと思います。
そんなことも含めて、強い意思を持ちつづけて復帰した、そんな記録を
一番最初に読むことができて、私にとっても良かったのかもしれません。

で、吉井怜ってどこいったの?って冗談を言っていたら、
ブログ始めてたんですね。
吉井怜のオフィシャルココログ

もうそろそろ再発の心配もないのかな?
白血病仲間の一員ってことで頑張って欲しいです。

  
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