書いた、闘病記を読んだ。(以前も紹介してました)
ひとつひとつの文章が、完全にではないけれど、やはり白血病という大変な
病気を経験した自分の体験と重なっているところがあり、一気に読んでしまった。
本田美奈子.さんとのメッセージの交換があったことも印象的でしたが、
読後の感想として一番に思ったのは、
カンニング中島が、骨髄バンクからの骨髄提供を受ける予定でありながら、
3度もドナーの都合でキャンセルになり、そのために臍帯血移植に方針変更を
余儀なくされてしまった、という、厳しい現実があったこと。
もしかしたら、骨髄バンクのドナーからの骨髄提供があれば、治療はうまく
いったのではないか、再発することはなかったのではないか?という無念の気持ちを
奥さんが押し殺しているような気がしてならなかった。
(一般的な理解ですが、治療の強力度では、骨髄移植>臍帯血移植と言える)
骨髄バンクのドナーというのは、全身麻酔をするなどリスクを一方的に背負うわけで
その意味では、採取当日に「やっぱりやめた!」といってもだれも非難することの
できない、究極の善意のうえに成り立っているもの。
しかし、そのために、大きな負担、リスクをとって放射線、抗がん剤という前処置を
して準備を進めてきた患者の生死が左右されることがある、というのも見逃せないこと。
だからこそ、だからこそ、
先日紹介したような、骨髄バンクにおいて抹消血からの造血幹細胞採取ができるような
制度、ドナーも患者も、よりリスクを低減できるような、仕組みというのを、ぜひとも
これから構築してもらいたい!!と切に願います。
これは、厚生労働省の役人に言えばいいのか?
あわせて、骨髄移植とか、ドナーになるとは、とか、
より多くの人に、白血病をはじめとする血液の病気への理解や、
患者や患者の家族支援につながる制度や知識理解の普及が実現できるよう、
自分でもなんか、できることからしたいな、という思いを強くします。
家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記

って、どんどん読むと、おもしろい。





