ふとしたきっかけで、五木寛之さんの「不安の力」という本を
手にして、読みやすい本だったのであっというまに読んで
しまいました。
入院しているときにも五木さんの本はなにか読んだ気がしていて、
そのときには、髪だか体を何日も洗わない、そのほうが自分には
合理的でいいんだ、なんて書いていて、オレ流的な自分の生き方
を持っている人なんだな、なんて思っていました。
不安の力
この本は、不安について書かれた本です。
そもそも、不安って、誰にでもあるものだと思います。
そして、不安になるのが、ネガティブで後ろめたくてちょっと
マイナスであるかのように思うこともあると思います。
でも、私もそうですが、大きな病気を自分がしてしまう、
それを見守る家族も、いろんなことで不安になってしまうのは、
それはもう当然のことだと思います。
世の中には、強くて不安と無縁であるかのような人もいます。
ワタミの渡邊社長なんかはよくテレビに出ますし好きな経営者の
ひとりですが、「悩みはない」って言い切っちゃいますからね。
・気持ちが安定している
・自信を持っている
・前向きである
・堂々としている
なーんて姿を見ていると、不安なことを思ったりうじうじしている
自分が、ちいさく思えてきてしまったりもします。
でも、この本を読んで
不安でいることが、あ、それでいいんだ、
って思うことができました。
不安があるから安心がある。
絶望があるから希望がある。
失敗があるから成功がある。
こんな言葉で、不安でいること、不安を抱えることを肯定してくれる、
そんな本です。
私自身も、病気になってから、生きるか死ぬかの恐怖と不安も覚えましたし、
今だって、仕事への復帰がどうなるのか分からないことに対して不安を
持っている面があります。
だれだって、大小の差があれど、不安を抱えているものだと思います。
それを心の負担と思っているのであれば、それを少し、
軽くしてくれる、そんな言葉に出会えると思います。
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不安を感じるこころというのは、人間の自由を求めるこころであり、
やさしさであり、愛の深さであり、感受性の豊かさです。
その不安を、どんなふうに希望に転化させていくか、ということを
考えるべきなのです。
ですから、あえて言えば、不安は希望の土台です。
(中略)
不安をひとつのバネにして、その不安からどんな希望を見つけていくのか。
それが大事なことではないでしょうか。
(エピローグより引用させていただきました)
希望を持つことが大切だと思うってことを、先日書きました。
それも、不安の力があってこそのこと!!ですね。
ブクログにも一言コメント載せてます。
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