2006年01月17日

共感を覚える白血病闘病記5

「二人の天使」がいのちをくれた―白血病からの生還、臍帯血移植闘病記


年末年始にかけて、この本を読みました。
このところ遠ざかっていた、白血病闘病記の本です。

もともとのきっかけは、本田美奈子さんが亡くなったタイミングでしょうか、
TBSのニュースかなにかで、この本の著者、吉田さんが取材を受けて
登場していました。
サラリーマンであること、小さな娘さんがいること、移植を経験していること、
など、「ふーん、似ている境遇の人だね」って妻と話をしていて、
ようやくその本を夫婦で読むことができました。

読後の感想としては、

ものすごく共感する!!

のひとことに尽きるかも。
いろんな共通点があり、病気に対しての立ち向かい方、姿勢には、
ひとつひとつ共感を覚えます。
そして吉田さんは、私とおなじくらいの移植のタイミングでしたが、
すでに会社に復帰を果たされています。
「この人を自分のお手本として、目標としてまた頑張ろう!!」
って思わせてくれた本です。


自分なりにまとめた、crambonとの共通点、相違点を挙げてみます。

<共通点>
・サラリーマンである
・本人が病気になるまで健康体そのものだった
・仕事が忙しかった
・闘病に際して、家族(奥さん、娘さん)が心の支えになっている
・造血幹細胞移植を経験している
・絶対に治すという強い意思
・奥様が心配性

<相違点>
・(吉田さんは)会社で偉い立場である
・移植の種類が、臍帯血である
・再発を経験している
・脳の外科手術を経験している
・GVHDを経験していない(らしい)
・会社への復帰をすでに果たしている

相違点のところにありますが、再発を経験している、また脳の緊急外科手術を
必要としたところなど、自分は経験していませんが、同じような治療の過程を
踏んでいるだけに分かるその深刻度を考えると、吉田さんがどれだけの困難を
乗り越えてきたか、そして現在みごとに職場復帰までされていることがどれだけ
素晴らしいことか、もう感服と言うか、表現する言葉がありません。

白血病の患者さんが書いた本のなかでも、
・最近の治療がわかる
・病気に立ち向かう姿勢がとても前向きである

と言う点で、ぜひ患者さん、その家族の方には、読んでもらいたい本です。
2つめの部分については、吉井玲さんの本もオススメですが。

本の後半には、私の担当でもあった東大病院の先生などが、登場します。
その点でも、読んでいて「うんうん、」ってうなずきながら読んだ本。
オレンジを紹介してくださったMilkyさんも、大谷貴子さんも。

Milkyさんに無理を言って、著者の吉田さんと直接のやりとりを
させてもらっちゃいました。まあファンレターみたいなものです。
自分が一番気にしている、会社への復帰について質問したら、
こんなお返事を頂きました。

crambonさん、焦る気持ちはわかりますが、まだ半年もあります。
少しずつ家でのリハビリをはじめ、暖かくなってから散歩し始めても遅くはないと
思います。若いのだから大丈夫!

正直に、嬉しかったです。
どうもありがとうございます

自分にとって、ふたたび気力とやる気を奮い立たせてくれた、大切な作品です。



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