2005年08月21日

「天才の創り方」・・・・なんて、ないっか!5

天才の創りかた

いまや泣く子も黙る(かどうかわからないけど)、東北大学の川島隆太先生
が書いた、脳にまつわるお話。「脳を鍛えるドリル」シリーズとか、CMでやって
いるニンテンドーDSのソフトって言えばあーそういえば、聞いたことがある、
って方もいらっしゃると思います。

文章、とても読みやすかったです。もちろん、それを意識して書かれた本
なんでしょうけど、ちょっと気さくな著者の川島先生の人柄的な研究エピソード
がちょこちょこ書かれていたりして、人のよさそうな顔写真とあわせて読んで
いると、ほのぼのとリラックスして読んでいけます。

ポイントは、脳を鍛えるには「音読」と「単純な計算」が効果的であるという
こと。臨床的な実験を積み重ねる中で、たとえばお年寄りの老化を防いだり
回復させるのに、これらのことを少しずつ毎日続けることが有効である
ことを説明されています。
で、最後までよくわからなかったのは、で、結局、天才の創りかたとは??
っていうこと。分かれば、うちのまだ2歳の娘を天才にしたいじゃん!という
不純な(?)動機もアリ。
勝手な推測というか、自分の中での結論ですが、この本のタイトルは、
「秀才の創りかた」がベターかな?と。
これは批判ではなく、素直に思った感想。

考えてみれば、「天才」が簡単につくれたら、ノウハウになっちゃったら、
世の中天才だらけだもんね。そうなったら、天才って呼ばれなくなっちゃう。

いくつか、新発見もありました。
「右脳」「左脳」ってありますよね。よく言う。左脳は論理的思考、右脳は
直感的思考。右脳は計算をつかさどり、左脳は芸術をつかさどる、みたいな。
わかりやすいし、結構信じてました。
一時期、七田式とか右脳開発についてのめりこんでたし。
でも、この本では右脳左脳と分けたりすること、別々に機能していて別々に鍛えることができる、という論を否定しています。
詳しくは自分の言葉ではうまく説明できませんが、なるほどと思わされました。

それから、脳の神経細胞の説明において、神経細胞はもともと生まれてから
増えることはないと思われていたが、そうではなく成人後も一定量はつくられる
ことが分かった、というのも白血病治療で骨髄移植した例えば男性の脳に
ドナーの女性の性染色体を持つ細胞があったから、という箇所がありました。

ふむふむ。

自分に関連するだけに何回も読み返してしまいました。

自分の脳の中で、ドナーの妹の性染色体を持つ神経細胞が増えている
様子をイメージ。なんか変な感じだなー。
あれ?移植したら、もうほぼ100%染色体はドナーの性別に変わって
いるんでしたっけ?たしか何かが女性になっているはず。
このへんに詳しいうっち〜さんにあとで聞いてみます。




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