2005年02月12日

退院までの長い長い(と感じた)道のり

実際には、移植してから2ヶ月かからずに退院までこぎつけたので、それだけ
を見ると、「なーんだ順調じゃん」といわれてしまいそうですが、自分にとって
はかなり切実に、移植を終えてから退院までの時間がとてもとても長く辛い
ものでした。

 

一番は、毎日病室まで足を運んでくれる妻に対して、やはり毎日電車で来るのは
とても負担なので、退院することで楽にしてあげなきゃな、という思いと、
なによりも自分が早く元気になって病院から出て外の空気を吸いたいな〜という
思いといろいろあって、気持ちはこの時期、とても早っていたんだなーと
今振り返って思います。

 

でもそんなときに限って、思いとはうらはらに熱が出たりとか、肩が痛んだりと
か、ちょこちょこと具合の悪いところがでたりして・・・・そのぶんだけ気持ちが
沈んでしまったりとか、してました。せめてもの救いは、採血の結果、どんどん
妹の造血幹細胞が自分の体の中でしっかりと生着して造血していることが
見えていたことでしょうか。ここの部分でなかなか思うように進まない方も
いらっしゃるので、辛かったみたいなことを言うのはちょっと甘いかもしれない
けど、でも自分なりの正直な当時の思いとして、早く元気に歩き回ったり飯を
もりもり食べて元気つけたいな〜でもできないな〜というもどかしさを感じて
いました。

 

このころになると、友人が貸してくれた大量のDVDもほぼ見終えてしまっており、
からだのだるさなんかから、あまり本を読む気にもなれず、なんかだらだらと
時間をすごす、そんな入院生活だった気がします。ほんの少しがんばったのは、
血液内科のスタッフステーションにある4段くらいの階段(リハビリ用)で
少しずつ階段の昇り降りの練習をし始めたことくらいですね。そう、普通の
人は考えられないかもしれないけど、階段の昇り降りができないくらい足も
弱っちゃってますから!10回くらい行き来したらけっこうへとへとです。

 

そんなこんなで早く家に帰りたい〜という思いを強くしつつ体がだるかったり
してグレーな気分を引きずりつつ、先生には「早く退院したいですー」と
お願いしまくり、移植から2ヶ月弱の、7月上旬に退院できることになりました。
退院が決まったときには、嬉しい!というよりもホッとした!とい思いでした。

 

 



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緊急入院である日突然、浮世から隔離される生活になったので、 1ヶ月くらいは正直、現実を受け止められない精神状態でした。 明日死ぬかもしれへんと思うと、とりあえず悔いの無いようにと思い、 どうしても会いたい人には連絡はとって、面会で会っていきました。 .
死生観について【はりまさよしの日記 「僕はこんなことを考えている」】at 2005年02月12日 13:15