2005年01月19日

移植に際しての抗がん剤投与

移植に際して、自分の骨髄の中の造血幹細胞(もう正常な造血が
できなくなってしまった細胞)を死滅させるために、放射線照射
をする、と説明しましたが、同時に、無菌室に入室してから
抗がん剤も投与します。要は、放射線と抗がん剤のダブルパンチで
悪い細胞をすべて空っぽにして、ドナーの細胞を骨髄に送り込む、
というイメージです。

 

ここで使用した抗がん剤はエンドキサンといって、その効果は
かなりな強力ものなのだそうです。ということは当然その副作用も
しかり、ということで、最初の治療で用いた抗がん剤に比べると
数倍から10倍くらい強い薬なんだ、ってことを別の患者さん
から聞きました。本当かどうかはわかりませんけど。
でも確かに副作用というか、体のだるさであったり、口内炎で
あったり、そういうのはかなり出ます。それについては後ほど
詳しく述べようと思いますが、目に見えてああ強い副作用だな、
と感じるのは、脱毛です。

 

最初の化学療法では、まだ抜けにくい体毛が残ったりしていまし
たが、このエンドキサンを投与してしばらくしたら、本当に
全身がつるつる、って感じになりました。無菌室の中も、ちょっと
うごくだけでいろんな毛が抜け落ちるので、掃除の方に申し訳ない
気分になってしまったり・・・。ちなみに、血液内科の場合、一般
病棟の大部屋ではみんながおなじ頭(つまりハゲまたは坊主)で
あることが多いため、退院してから久しぶりにお会いすると、
「あれっ印象違うな」と思うことしばしばです。ほんと、笑っ
ちゃうくらい同じ頭ですから。

 

補足ですが、移植を実施した後には、抗がん剤+免疫抑制剤という
作用のために、メソトレキセートという強い薬も投与しました。
これは、副作用として、がつんと口内炎がきます。きました。
そういった、無菌室でのつらい症状についてはまたのちほど。



骨髄バンクへの募金は、価格.comを選択するとできます。








この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/crambon/tb.cgi/12633005