造血幹細胞移植の前提条件と、crambonの場合
造血幹細胞移植は、ドナーにも、また患者にもおおきな負担を要求する
治療法なので、まずは双方が十分な体力を持っていて、他の内臓などに
問題がないことが大前提となります。
それを確認するために、患者の私は、CTやMRIを撮ったり、肛門に痔が
ないか調べたり、歯医者にかかったり、耳鼻科にかかったり、いろいろと
調べ上げました。最終的には、特に問題がなく移植はできたのですが、
やはり年齢が上がってくると、このうちどれかでひっかかる可能性も
ありますし、変な話、いままで健康体で来ましたから、その体力がある
若いうちに移植ができたというのは、よかったことかもしれません。
で、一番大事なのが、HLAと呼ばれる白血球の型です。
HLAというのは簡単に言うと白血球の型で、これが一致あるいは
ほとんど一致していないと移植は難しくなります。HLAがあっていな
いとGVHDや拒絶により移植が失敗に終わる可能性が高くなります。
重要なHLAはHLA-A、HLA-B、HLA-DRの3種類で、それぞれ両親から1つ
ずつの型を引き継いでいますので、合計6個の型を合わせることになり
ます。通常は6個のうち5個以上一致していることが移植の条件になり
ますが、臨床試験として、HLA不一致の親子間、兄弟間の移植も行われ
ています。 (東大病院無菌治療部のHPより転載させてもらいました)
私の場合、まずは両親、妹、弟が、HLAの検査を受けてくれました。
特に弟は、採血のときに具合を悪くしながらもがんばってくれて。。。
本当に家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして可能性が少ないながらも、妻も検査を受けようか、と言って
くれました。そんな気持ちに支えられてここまでやってこれたんですね、
私は。
結果は、母親が6個の型(6座)のうち1座違い、妹が2座違いで、
家族からの移植をするとなれば、この2人のうちどちらか、ということ
でした。
ちなみに、家族からの移植が無理な場合には、骨髄バンクで提供して
もらうことになりますが、そのときには6座一致が最低条件となります。
当初は母親からの移植をという予定でしたが、その後、いろいろあって
最終的には、2座違うけれど妹からの造血幹細胞移植ということになり
ました。まわりで移植をする闘病仲間のみなさんは、運よく家族に6座
一致の兄弟がいたりという場合もありましたし、家族からはできずに
骨髄バンクからという方もいらっしゃいました。やはり家族間の6座
一致がもっとも成績がいいみたいです。でも自分の場合、妹からの
2座不一致でやることが決まったのですから、もう迷いとかはありません
でした。それ以上に、新米新聞記者として激務の日々を送っている妹が
自分のために1週間も休みを取ってドナーとしての入院をしてくれる、
ということが本当にありがたく、これも感謝の気持ちでいっぱいです。
骨髄バンクへの募金は、価格.comを選択するとできます。
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