2004年12月13日

化学療法について(1回目、その1)

私の慢性骨髄性白血病(CML)に対して、まずは白血病細胞をやっつけなければならない
ということで、抗がん剤を用いた化学療法がすぐにスタートしました。
私の場合には、AdVP療法といって、主にアドリアシン、オンコビン、プレドニンという
3種類の薬を使っての治療となりました。

抗がん剤というのは、よく知られているように、がん細胞をやっつける強力な作用を持つ
薬剤です。そしてそのぶん、患者の体の健康な部分への負担や副作用がおおきな薬でも
あります。抗がん剤を使うに当たって、あらかじめ先生からこの薬はこんな副作用が
あり得るという説明を受け、同意書にサインします。
その内容は、すべてまともに心配していたらそれこそ命がいくつあっても足りないくらい
いろんな副作用が書いてあります。でも東大病院では、そういったことを丁寧にひとつ
ひとつ説明してくれました。

 

白血病の治療で抗がん剤というと、一般的に知られているのは、髪の毛が抜けて、吐き気
がして、といったところでしょうか。実際にそうでしたけど、吐き気については、最初の
化学療法の段階では吐き気止めの薬がとてもよくて、ほとんど吐き気を感じることはあり
ませんでした。
脱毛については、化学療法を始めて2週間くらい、抜けないのでかえってまだ抜けないな〜
なんて思っていました。抜け始めたところで、病院内の床屋さんに病室まで来てもらって、
坊主にしてもらっちゃいました。

 

副作用で一番悪影響があったのが、骨髄抑制といって、抗がん剤ががん細胞をやっつけるの
と同時に私の正常な造血幹細胞の働きまで抑えてしまって、結局造血がされなくなる症状で
した。それで白血球のみならず赤血球の値が減り、つまり貧血気味になって、一度夜中に
お手洗いに行ってぶっ倒れてしまうアクシデントがありました。
いままで2度くらい貧血で倒れたことはあったんだけど、あれ、気持ち悪いです。
ふらふらっとして気づいたらトイレの床にのびてしまってました。
自分でなんとか意識を取り戻してナースコールできたからよかったものの、点滴をつないだ
ままだったし、特に病院の床って固いから倒れるとちょっと怖いです。
宿直の先生の判断で、大事を取って脳のCTを撮りに行ったけど、2月の真夜中、寒い病院の
通路をガラガラと運ばれるのは本当にいい気分じゃなかったし、なにより寒かった!



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