骨髄検査(マルク)について
血液というのは、骨の中にある骨髄の、造血幹細胞が成長していって、
白血球、赤血球、血小板などになり、抹消血として普通の血管を流れる
ようになります。
普通、採血というのは、抹消血の血液を採ってその成分を調べて正常か
異常かを見るのですが、白血病とか、再生不良性貧血とか、いわゆる
血液の病気の場合には、より精緻な結果を出すために、骨の中にある
骨髄液を採りだして検査をする方法がとられます。
これが、骨髄検査(マルク)です。
マルクには主に胸の胸骨に針を突き刺して抜き取る方法と、腰から抜き取る
方法と2つあるみたいです。
私は、胸からしかとったことはありません。
手順はこんな感じ。
まず、上半身裸になってベッドに横になります。
研修医の先生が、胸骨を押して鍼を刺す場所に印をつけ、消毒液で消毒
します。
ここで、胸から顔まで覆う布みたいなものがかぶせられるので、これ以後は
まったく自分からは見えません。
見えないのがまた怖い!
まずは針を刺す場所の近くに麻酔を打ちます。チクッとするだけ。
で、麻酔が効くのを2,3分待ちます。
麻酔が効いたところで、ワインのコルク抜きみたいな針を先生が
ぐいっぐいっと胸に突き刺していきます。
麻酔が効いているので、痛いことはない(一度だけまだ効いてなくて痛い
ときがあったよ!)のですが、かなりの圧力がぐっぐっと胸〜背中に
かかるので、心理的に怖い。
実際、サインする同意書にも、針が骨を突き抜けて肺とかを傷つける
可能性があることが説明されています。
突き抜けらどうなるんだよ〜怖いよ〜
と思っている間にたいてい中ベンの先生が「そろそろいいよ」
と合図をし、最後の仕上げにかかります。
最後の仕上げは、骨髄液を抜き取る瞬間です。
先生が「1、2の3!」と声をかけてくれて、ぐぐーっと胸が引っ張られて
痛みが走ります。このとき、コルク抜きについているとってみたいなのを
ひっぱって抜いているらしいです。見たこと無いけど。
一番痛い瞬間です。でも、2、3秒ですね。
それを2回くらいやって、針を抜いて止血して終了。
毎回のことですけど、手や足にびっしょりと汗をかきます。
マルクの痛みにはぜんぜんなれてしまったけど、あの緊張感、針が突き抜けて
きたらとか思ってしまう怖さにはなかなか慣れません。
白血病にならなかったら一生することもなかったんだろうな〜。
もう10回以上しているのですが、一番痛かったのは一番最初に近所の
大学病院でやったマルク。なんといっても、上のような過程を踏むという
ことを全く説明されなかった。当然、説明と同意書へのサインもなし。
で、ベッドに横にさせられてあれよあれよというまに布かけられて、
掛け声も無く、抜く!!
痛いのなんのって!
なんか言ってからにしてよ!
本当かどうかわからないけど、その時は抹消血まで白血病細胞が蔓延している
くらい、細胞の数が多かったので、その分だけ痛みも強かったみたい。
(通常、白血球は3000〜6000とかですが、当時はがん化した白血球
=白血病細胞が数万〜数十万の単位でありました)
マルクをすると、いろんな検査ができるらしいのですが、私の場合には
異常遺伝子が骨髄に残っているかどうか、これが白血病の治療の進み具合と
再発しない可能性を測る基準となるので、そこを一番先生に聞きます。
入院しているときには、治療の切れ目や区切りでマルクを何度もしました。
移植後は半年、1年後におこなうのですが、2004年11月の移植後半年
のマルクでは、再発を感じさせる結果ではなかったのでまずは一安心。
とはいえ、現代の医学で測定できる限界において、という前提がつくのです。
つまり、検査では0のように見えても、実際に異常遺伝子が0かどうかは
精度の限界があるのでわからないっていうこと。
まだまだ絶対に油断はできません。
Posted by crambon at 20:47
│
Comments(10)
│
TrackBack(0)
│
白血病とは
骨髄バンクへの募金は、価格.comを選択するとできます。
この記事へのトラックバックURL
http://app.blog.livedoor.jp/crambon/tb.cgi/10584323
こんばんわ、今、親友が白血病だといい、生きる確率が半年ご40%だといい。ちょっと覗かせていただきました。心配で仕方ありません。
rossoさん、コメントありがとうございます。
親友の方が白血病になってしまったんですね。何をしてあげることができるのか、とっても不安で心配をなさっていることと思います。
支えてもらった立場から言うと、ほんのちょっとしたカードやメッセージを貰うだけでもとても周りからサポートしてもらっていると思うことができました。ちょっとした形、携帯メールとかでもいいので、ぜひ気持ちが前向きになるように親友の方にメッセージを送ってみてはいかがでしょうか?
無責任なことは言えませんが、生存率だけでいうと、もっと厳しいことを私は言われました。でも治療のヤマバを超えて今元気になりつつあります。ぜひお友達に元気になるようなメッセージを贈ってあげてください!
がんばれ
私の彼が今日骨髄検査をします。彼と私は不倫関係で、病院にお見舞いもいけません。もし、白血病だったら・・・と思うとどうしようもないくらい悲しくなります。
いつも、心配かけまいと元気に振舞っている彼のためにも、悲しい顔なんかしちゃいけない!とは、思っているのですが・・・(;_;)
まだ、詳しいことはわからないので何ともいえませんが、彼の症状が白血病と同じなので、毎日不安でたまりません。
私は白血病の知識がまったくない為 何をどうしていいのかわからないし、彼に優しい言葉なんかかけられるとすぐ泣いちゃうし(><)
「大丈夫」って言うけど、何処まで大丈夫なのかわからないし。
すごく会いたいけど彼の体のためにも会わないほうがいいのかなとか、
車の運転していいの??とか色々考えてしまいます。
YUUCHEさんこんばんは、コメントありがとうございます!
とても心配されている様子が伝わってきました。
白血病といっても病気の進行具合や種類や症状はひとによっていろいろと違います。もし、本当に病気になってしまっていたとしても治療法などいろいろとあります。もしかしたら、入院せずに治療ができるかもしれません。そういった意味では、はっきりと分からない以上なんとも言えませんが、気持ちは前向きにいてあげることが大切じゃないでしょうか?
・・・すみません、会えない状況の辛さとかもあるかと思うので、良いアドバイスができていませんが。彼の回復を祈ってあげてください。
crambonさん、おはようございます!
こちらはとても良い天気です(^0^)〜☆
昨日の検査結果なのですが、後日わかるそうです。血液検査では白血球の数値が正常に近いくらいになってるらしく、先生が言うには多分大丈夫だろうと・・・(^v^)はっきりしたわけではないけれど、私的にはかなり安心しました。
何事も前向きですよね(^_-)-☆
実は私も家族があります。不思議ですね、お互い家族がありながら・・・。いけないこととは百も承知なのですが、好きになってしまったらしょうがないですよね(−−;)
こんな状況でも、いつも明るく優しい彼。私が同じ立場だったら絶対耐えられないだろうなぁ。私も頑張らなくちゃね〜!
でも、結婚したあとに運命感じることってあるんですね☆私は、ないと思ってました。
人生って何があるかわからないですねー(=^▽^=)
変な話長々してすいません。こんなこと、話せる相手もいないので・・・。
ありがとう
出来ることから始める事が一番です
白血球がまた増加して、しかも今度はプラス心臓に問題があるらしい・・・。私に、病名を教えてくれないのは、心の準備をしなくちゃいけないくらい深刻らしく・・・。本人の気持が落ち着くまでそっとしておこうと思う。
YUUCHEさん
久々ですが、こんにちは。
なかなか直接お見舞いの言葉をかけてあげたりしてあげることができずに辛い日々が続いていらっしゃるかもしれませんね。でも気持ちだけでも治るように祈ってあげることで事態が良くなるかもしれません。私も闘病中は本当に家族に支えられました。
何もしない、というのもとても大変なことだと思いますが、ぜひ好きな方の回復を祈ってあげてください。